藍「…真偽は昨日の記事を読んで自分で確かめてくれ。私からは何とも言えない。とらえかたという壁が強固すぎて…」
橙「そんなことより出番頂戴〜。」
妖「で、幽香さんどうしたんですか?」
幽「うふふ、貴方がアリスを狙ってることぐらい私には分かってるのよ。」
ア「だから狙ってないってばっ!!」
妖「?何のことですか?」
幽「とぼけたって無駄よ?貴方アリスを泣かせたじゃないの。」
ア「うぉい、その話やるか未定だし過去形にするな。」
妖「え…私アリスを泣かせたんですか?」
幽「あらぁ?自覚ないのかしら?私の可愛いアリスを泣かせておいて。」
ア「そりゃ自覚ないわよ。その話犬の脳内でしかやってないもの。てか妖夢、何でも信じないでよ。」
レ「…小説と同時進行だったら私まだここにいたらまずいんだけど。」
ア「あ、それはご都合主義だからいいの。」
妖「私がアリスを…まさかアリスのシャーンハーイを無断で撫でたからですかっ!?」
ア「そんなんで泣くかぁーっ!!」
幽「…貴方…アリスに無断でなんてことを…それは知らなかったけどそんなことするなんてっ!!」
ア「突っ込み疲れてきた。でも突っ込んであげないと妖夢が可愛そう…」
レ「あんたもつくづくお人よしよねぇ。私だったらニヤニヤして見てるわよ。」
ア「…だって妖夢悪くないじゃない。」
レ(…少なくても今一番可愛そうなのはアリスだと思う…)
幽「そういうわけで私に裁かれる覚悟はできた?」
妖「…私がアリスを…私が…」
ア「いやいやいや、妖夢悪くないから、全部幽香の空想だから。」
レ「ねぇこれ終わらないでしょ。無理やり終わらせていい?」
ア「…どうやって?」
レ「こうやって。『アンディレイションレイ』っ!!」
パキーン(妖夢だけ氷付け)
ア「…何やってるのレティィィイイイッ!?」
レ「だって泥沼化面倒。大体二人から嫌われたら色々と崩壊するもの。ストレスとかで。それはいくらなんでもまずい。」
ア「…他じゃあ出番ないから。」
レ「うっさい。…で、幽香、人形を触ったのは藍だし、泣きつくって話は妖夢からアリスにだからアリスは泣かないわよ。」
ア「…ちょっと!?何か嘘混じってるわよ!?」
幽「…ふぅん、じゃあ妖夢の結婚フラグは。」
レ「最初から存在しない。」
ア「結婚はいくらなんでも行き過ぎ。恋愛通り越しちゃってるよどんな電撃結婚だよここは芸能界か何かか。」
幽「なぁんだ。じゃあどうでもいいわ。お花の手入れしてくる。」
レ「いってらっしゃーい。」
……
レ「ほら、すっきりした。」
ア「…余計泥沼化した気がするのは」
レ「気のせい。あとその氷の中の虫のことはよろしく。」
ア「虫っ!?…ていうかやっぱり妖夢哀れ…口止めだけに氷付けなんて…」
レ「いや?口止めじゃなくて単に見てて腹立ったから。」
ア「…それだったらいつものことでしょうがぁぁあああっ!!」
レ(…でもこれアリスと妖夢のフラグ立ってるわよね)