昨日の成り茶で思った。

妖「10人ですよー。」

衣「…あのー…私がもう最初っから居ることはツッコミ無しなんですか。」

藍「橙の代わり。」

橙「ちょっ、ら、藍しゃまっ!!」

衣「それは流石に嫌ですって…」

妖「では、11人ですよー。これでよしっ。」

幽「…いいの…?」

穣「で、昨日の成り茶で弾幕ごっこをタッグでやったんだけどさ。キャラの組み合わせって大事だよねって思って。」

早「それで、ベストカップルを探そうってことでしょ?」

穣「そゆことっ!」

寅「…私とパルスィは、互いに性質が反対ですからね…」

パ「そうね。光と闇は相殺するもの。…でも、使い方によっては互いを強調しあうわ。」

妖「…私は…誰でしょうね。」

早「同属の屠自古かしら。まぁ、相性がよさそうなだけっていうか、能力的には何にも強調されないわね。」

レ「そういえば…穣子と衣玖さんっていう組み合わせはどうなの。」

穣「これがねー意外と相性いいんだよ。」

早「へーえ?あたしよりもいいっていうの?」

穣「いやー…そりゃあ、神と巫女の組み合わせは最高だと思うけどね。でも、並ぶくらい相性がいいっていうか、あたしのスペカが強力になるの。」

寅「…共通点、ありますか?」

衣「共通点というより、言語の由来ですね。ウィキにこうありました。」


「いなずま」(歴史的仮名遣いは「いなづま」。ただし「いなづま」は現代仮名遣いでも許容されている。)の日本語の語源は稲が開花し結実する旧暦(太陰暦)の夏から秋のはじめにかけて雨に伴い雷がよく発生し、その落雷によって大気中の窒素が田畑に固着されるため、落雷した稲穂は雷に感光することで実るという理解が生まれ、雷を稲と関連付けて稲の「つま(=配偶者)」と解し、「稲妻」(いなづま)、あるいは「稲光」(いなびかり)などと呼ぶようになったといわれている。

「かみなり」の日本語の語源は、昔、雷は神が鳴らすものと信じられていたため「神鳴り」と呼ばれた為。さらに古語や方言などでは、いかづち、ごろつき、かんなり、らいさまなどの呼び名もある。


穣「ね?稔りに雷は欠かせないの、分かってもらえたかな?意外でしょ。」

早「……」

ア「……」

衣「…?どうなさいました?」

早「…稲の『つま』…妻?」

穣「……わお。」

衣「い、いやっ、わ、私そんなつもりじゃなくっ、あ、あのっ、そのっ!!」

早「え、私はとてもとても美味しいと思うわよ?ただルナサが知ったら泣くわねーうふふ?」

衣「いっ、いやあのっ、わ、私は全然そんなつもりは、ただ相性の話でっ」

藍「そういえばルナサとレティは相性悪いよな。」

幽「出た、藍のKY発言。」

藍「誰がKYだ。大体、今は相性の話だろう?相性に関連した話をして何が悪い。」

幽「言い出すタイミングよ…で、何が相性悪いの?」

藍「ルナサといえば音だろう?音というのは、大気の温度が高いほど速く伝わるようになるんだ。…で、レティは気温を下げる側だから…」

レ「なるほどねー。大丈夫よ、私がルナサなんかとタッグを組むと思う?あんなヘタレと?」

衣「ちょっと、聞き捨てならないお言葉が。」

レ「あ、意外どこで。橙と娘々も相性いいと思うのよ?」

藍「…あー、同属系か。互いに中国の術だからな。それに、『仙符』が互いにあったりする。」

ア「知らなかった…」

藍「私も昨日気が付いた。」

橙「藍しゃまェ…」

幽「…で、私とレティは?」

レ「…タッグ相性ってなると、普通なんじゃない?何も強調するものないでしょ?精々私は雪の花、あんたは四季の花、花繋がりってとこね。」

衣「…思ったのですが。私と穣子の組み合わせがありならば、屠自古と穣子だってありなわけですよね。」

早「で、更に妻、と?」

穣「配偶者って言って何となく。とじぃが妻とか、あたし鳥肌ってレベルじゃなく気持ち悪い。」

衣「ちょっと、ボロクソすぎですよ;」

早「じゃあ…結局、最高の組み合わせは穣子と衣玖さんな訳?」

穣「違うよ。」

早「え。」

レ「私と、衣玖さん。」

早「…What's?」

レ「冬に雷って珍しいでしょ?でも、ちゃんとした名称があってね。」

藍「…成る程、『冬季雷』か!!」

ア「何、それ。」

藍「冬季雷は夏期のものが積乱雲から地面に向かって放電するのに対し地面から積乱雲に向かって、上向きに放電する。落雷数こそ少ないものの発生のメカニズムから夏季の雷より数百倍のエネルギーを持つものが確認されるほか、一日中発雷することが多く雪やあられを伴うことが多い。 By ウィキ」

レ「つまり、私が天よりも気温をぐっと下げてやれば…」

穣「簡単に、冬季雷の完成ってわけ。」

幽「…それ、弾幕制御できなくなるんじゃ…」

衣「なりましたよ?」

……

藍「…相性いいって言うか…?」