最後に本当はやりたかったこと。

妖「すいません、みのキス小話は次回、今度こそやりますので!…えっと、10人面子と衣玖さんです。」

穣「皆今までありがとうっ、そしてこれからもよろしくねっ!」

レ「?おかしくない?これからもよろしくもへったくれも、もう会えないでしょ?ツイッターとか、ブログとか見てくれてる人はともかく。」

穣「分かってないなぁ。あたし達の出会いは必然なもの。輪廻が運んできてくれた絶対の事象。ただの出会いで終わらない、また会える、そう思っていれば、また出会いが訪れてくるものさ。だから、また会える、これからもよろしく。これでいいの。」

藍「出た、穣子の輪廻話。」

穣「…君はこういう話に興味ないからね。単なる夢にしか過ぎないとか思ってんでしょ?」

早「まぁまぁ、落ち着きなさいって。それで、本当はやりたかったことなんだけど。」

妖「あれでしょう?バンブラでの犬得メドレーで、ライブっぽいマンガメモを一週間くらいかけて投稿。…そんな時間あるはずもなかったのですが。」

ア「私聞いたのは、『Encrypted interface Ⅱ』でPVを作るって聞いたわ。」

幽「その案もあったのよね。『The 4seasons 4U』にするって話もあったし…案自体は結構色々あったのよね。」

パ「で、結局『束の間ユートピア』でメイキングっていう簡単なものに。」

しょうがない、くっそ忙しかったんだ。

パ「…ふーん…」

衣「し、しょうがないですって…ほら、文化祭があったり、課題があったりで、今割と必死でいらっしゃるのですよ?」

レ「…あんたは優しいわねぇ、あんなクソ犬に。」

衣「え…そ、そうでしょうか?」

穣「いや、衣玖さんが優しいのは全員にでしょ。」

衣「や、あの、そ、わ、私は

藍「おいこら話ずれてる。」

穣「ごめんごめんw…で、曲だけどさ。全部これがまたラストメモにあってるんだよね。」

早「そうね…『Encrypted interface Ⅱ』はこんな歌詞だったっけ。」

さあ行こう 光の下へ 過去を 握りしめて
新たに 始る日々よ 早く 扉あけて

空の下 瞳閉じれば 描く 希望の歌
煌く 偽りの無い 笑顔がある限り

駆け抜けた 思い出の日々 願い 空に溶けて
さようなら 輝ける日よ どうか 忘れないで

この声が 君に届いて 心 交わせるなら
これだけ 伝えたかった 僕は変わらないと

今を生きてゆく

寅「…ぴったりですね。」

早「でしょ?で、『The 4seasons 4U』が、」

来年も再来年も 十年後も百年後も
また会いに行くから 少しだけのお別れ

廻り廻る季節は 貴方への旅路なんだね
声にならなくても 想うならば伝わる

来年も再来年も 十年後も百年後も
また会いに行くから 少しだけのお別れ

十年後も百年後も 千年後もずっと後も
また会いに行くから 少しだけのお別れ

幽「これ一回穣子の独白でやったわよね。」

穣「ま、ね。要するに『少しだけのお別れ』ってとこがぽいなーって思って。」

藍「…あ。」

妖「?どうしました?」

藍「そういえば…穣子、お前最後、チャットでコメント…なんてコメントして帰ってきたんだ?投稿しましたの直後0時だったから…誰も知らないんだ。」

穣「…ずっと、ここで言ってることだよ。だから、改めて言わなくてもいいと思うんだ。たった、8文字の言葉。ありがとうでも、さよならでもない。」

早「…『いつかまた会える』。そう信じて前を向いて歩こう…だったっけ?」

穣「そう信じようで止まっちゃったけどねwでも、そういうことだよ。」

妖「…ふぅ。では、これからも…犬得をよろしくお願いしますっ!さーてっ、もういつまでも寂しいと引きずっている私ではありませんからねっ!」

穣「…そうだね。じゃ、明日はやっとみのキスの続きだよっ!」

藍「…明後日な。明日は魔の火曜日だ。」