藍「ん?アリスが居ないな。」
橙「妖夢も居にゃいにゃ。」
幽「どうせ昨日のこと引きずってるんでしょ。」
藍「そうだな…アリスに話でもしてくるか。」
橙「あ…今日は珍しくシリアスにゃ話だにゃ。」
藍「アリス…居るか?」
ア「藍…何?」
藍「お前が落ち込むのも分かる。あんなにはっきり恋愛を否定されたのだからな。」
ア「……」
藍「…でも、本気でいったわけではないと思うな。」
ア「…どうして?」
藍「このまえ聞いたんだ。『恋愛はしないのか』ってな。それで言ったよ、「今は恋愛はする必要がない」って。」
ア「…やっぱりどうでもいいんじゃない。」
藍「…理由はな、まだこのメンバーでずっと仲良くやりたいからだって。だから、恋愛をするのはみんなで冒険して、冒険者を引退した後ゆっくりと…って。
…要するにあいつは、まだみんなと居たいから他の人と恋愛はしないってことらしい。」
ア「……」
藍「あ、因みに…チーム内でなら?って聞いたらありって言ったな。」
ア「え…」
藍「ふふっ、誰の事を指してるかは知らないがな…何時までも目玉焼きの件を引きずってないで、素直になって誤ったらどうだ?
人の好みは十人十色、もうお互いに気づいてるんだろ?」
ア「…うん、…そうね。よし、誤ってくるっ。」
藍「あぁ、言って来い。」
藍(…そういえば妖夢ってどこにいるんだ…?)
レ「あ、藍お帰り。」
藍「あぁ、こっちの説得は終わった。…で、そっちは?」
橙「妖夢居にゃいにゃ。」
藍「…アリスは?」
幽「私達に目もくれないで外に出てった。」
藍「…すれ違ったらどうするんだ…!」
レ「どうしようもない。」
藍「うぉい!!」
レ「さ、また明日に続く。」
藍「まだ続くのかこれ!!」
レ「ていうかもっとギャグ調じゃないとみんな飽きるわよ?」
藍「…頼むから邪魔するなよ…?」