妖「なんと、今日は『大人キャラの中で、一番大人なキャラは誰か』選手権です。故に今日は16人です。」
藍「多いな。」
レ「ま、そう言っても実際はそんなに居ないわ。だってしゃべるのは大半が大人キャラだし。」
ア「えーっと、ここでの大人キャラは、幽香、藍、寅丸、屠自古、衣玖、これだけね。」
衣「どうも、犬得の大人キャラの座を奪いに来ました。」
屠「…私はどうだっていいのだが。」
レ「じゃあお題を出すから、それについて対応を返答して頂戴。得点が最終的に一番多かった人が、ここで一番の大人キャラってことになるから。」
*相方が砂糖と塩を間違えた紅茶を入れてきました。さてどうしますか?
・幽香さんの対応
幽「…どうしよう、飲みなれているわ。」
橙「マジかにゃ…あ、そっか、うっかリス…」
幽「そのくらい飲み干せるわ、慣れきっているもの。料理のさしすせそ全部入れた紅茶より遥かにマシ。」
娘「う…げ…」
レ「…これは大人っぽいっていうか男前。ていうか体よく壊さないわね。」
・藍しゃまの対応
藍「無言でティーカップを相手に投げつける。」
穣「危ない危ない。」
藍「あるいは狐狸妖怪レーザーで有無を言わず破壊。」
ア「これは酷い。」
レ「酷いっていうかクール系キャラね。大人っぽいとはなかなかにずれているわ。」
・寅ちゃんの対応
寅「ええと…むしろこちらがよく間違えてしまいます。」
さ「一番の問題児じゃないですか。」
早「あー、そうよね、あんたはそうだ。」
パ「…何度被害にあったことか…」
穣「お約束だもんねー。寅ちゃんに紅茶入れさせるのが間違いだよ。」
ア「…あの、肝心の対応は?」
寅「え…んー…間違ってるって素直に伝えますかね。」
こ「フッツーだね。」
・とじぃの対応
屠「多分こうだろうな…どうして塩と砂糖を間違えるんだっ!粒の感じからしてもすぐに気付くだろ!何だ、私に死ねって言っているのかお前は!!」
早「…泣くぞ乙女は。」
娘「え、それがとじぃのいいトコロ☆なんじゃない。」
さ「そうですね。下手に隠し事をしては私が傷つきます。」
妖「そういえばさとりは人の心が読めましたね。」
・衣玖さんの対応
衣「一口飲んでから、『…やっぱり美味しいけれど、私コーヒー派なのですよ』。相手が落ち込んでしまったら、『そういうこともあります。それに、申さなかった私にも非があります。だから、気にしないで、一緒にもう一度作りましょう』。」
早「何これすっごく大人!」
ル「…だって…それが衣玖…さん…だから…」
穣「あ、居たねあんた。」
屠「…あ、そんな扱いすると…」
ル「…すみません…こんな…こんなところに私などが存在していて…」
穣「なるほど、これはうざい。」
こ「でしょ?」
さ「でしょって…」
妖「では今回は満場一致で衣玖さんに一点ですね。」
ア「…うん、これは異議なしといわざるを得ないわ。」
妖「では、続きはまた月曜日か火曜日にでも。」