妖「今日はサブ４人だけです…え、穣子は神様年齢５歳でしたよね？」
早「そこのリア充組みー。」
寅「その呼び方やめて下さい…で、どうされました？」
早「見てみてー、みのりん。」
寅「は？」
穣「さなえー、このひとたちだぁれー？」
パ「……」
寅「……」
パ「誰コレ。」
早「みのりん。」
穣「えっとねー、あたしみのりこー。それで…きみたちだぁれ？」
寅「えーっと…記憶消失でしょうか？」
早「半分正解。」
パ「えーと…頭打ったの？帽子かぶってないけれど。ていうか私達のこと覚えてないわけ？」
寅「あぁ、パルスィ、これはＩＦ物語ですから。」
早「残念だけど、この設定は犬の中であるわよ。」
寅「…またまた、ご冗談を。穣子といえば、あくどく腹黒く、５歳児とは到底思えない狡猾なひねくれ幼児じゃないですか。」
パ「そうそう、誰にも手がつけられなくって、誰にもこの子の狡猾さには敵わない。そんな子が、」
穣「…？」
パ「この純粋な瞳をした子供と一緒だって？」
早「えぇ、言うわ。」
パ「……」
寅「…マヂデスカ。」
早「大マジよ。みのりんって、他人から帽子を取られるとこう幼児化するみたいなのよ。あたしのことしか覚えてないわ。」
寅「幼児化っておかしくないですか？元々幼児ですよ？」
早「普段のみのりんを幼児って捕らえてる？」
寅「ふっ…捕らえられるわけがありません。」
早「デスヨネー。」
穣「…あの、えっと…」
早「あぁ、ごめんね。ほら、後ろに隠れてないで、この妖怪さんたちに挨拶しよっか。」
穣「よ、ようかい…！？」
早「そ、ようか…って、ストップ、逃げない、逃げないの。」
穣「だ、だってようかいさんは、ようかいさんはあたしたちのことたべるんでしょ…、あたし、たべられちゃうの？」
早「赤い方はともかく、茶色い方はそんな力ないわ。」
パ「うぉい。」
寅「ていうか食べませんよ！」
穣「えっぐ…こわいよぉ…さなぇ…」
早「あ、泣かせた。ほらーおっきい声出すから。」
寅「いやいや、今の私に非は無いと思うのですが！早苗が食べるって否定しないからでしょう！？」
早「ほら、大丈夫だから泣き止んで、ね？」
穣「えっぐ…ほ、ほんとにだいじょーぶ？」
早「大丈夫よ、ほら、
ゴッ！！
早「殴っても怒らない。」
寅「あぅ…早苗ヒドいですよ…！」
パ「私が怒るわよ！！好きな人がいきなり殴られて黙って見てられると思う！？」
早「もう殴った後よ。ほら、大丈夫でしょ。」
穣「ほんとだー。」
寅「あぁもう、なにか間違った認識されてませんかこれ。」
早「大丈夫大丈夫。で、みのりん名前だけど、大きいが寅丸、小さい方がパルシィよ。」
パ「パルスィよパルスィ！ていうか小さい方って言うな！」
穣「えっとね、よ、よろしくね、とらまる、ぱるしー！」
寅「あ、可愛い…」
パ「私の名前更に言えてないけれど。でも確かにちょっと可愛いかも…」
寅「しかも、こんなことされても大人しいんですね（みのりんの顔ぷにぷにしてる）。」
穣「く、くすぐったいよとらまるっ。」
早「じゃあその幻想をぶち壊す（帽子をかぶせる）。」
パ「あ。」
穣「…寅ちゃん…君ってそういう趣味だったんだ…」
寅「ち、違いますよ、い、今のは…その…」
穣「だーいじょーぶだよ…ちょっとした弱みとして握らせてもらうだけだから…ロリコンタイガー？」
寅「ち、違…違いますー！！」
結論。みのりんかわええ。
あ、因みに。『帽子を他者に取られると幼児化（？）する』っていうのはガチで裏設定にあります。ようやく出せたこの設定。
