純チョコレートとは…カカオ成分としては、ココアバターのみ、またはカカオマスとココアバターのみを原料としているチョコレートをいい、販売上の惹句として使われることが多いよう。ピュアチョコレートともいう。
今回はルナ衣玖で。衣玖ルナじゃなく、ルナ衣玖。純チョコにちなんで、純粋な想いものを。
「…渡せるわけ、ありませんね。」
気が付いたら一日が過ぎていました。
昨日の昼から作り出し、からの失敗。果たしてこの動作を一体何回繰り返したでしょう。
妖怪のこともあって、別に一日くらい寝なくても割りと平気なのですが…
…しかし、この、
…ゲテモノとでも言うべき、失敗作の山はどうすればよいのでしょうか。
中には黒炭と化してしまったものから、何かよく分からないドロドロしたものになってしまったものまで、その失敗の種類は多種多様。
…私は魚料理以外、壊滅的にへたくそなのです。
少しでも魚が使われていれば話は別なのですが…え、使えばいいじゃないかって?あなたは魚が入ったチョコレート、食べたいと思いますか?
それは最終手段と考えている内にすっかり日は明け、で、今に至るわけです。
「…ん、私…ラッピングなどしてましたっけ。」
とりあえず、処理はちゃんとしておこうと、チョコ…とは呼べませんか。ごみ袋に纏めているときに、私は一つ、記憶にないチョコレートを見つけました。
気になって中を見ると、確かに私の作ったチョコレートでした。一応、比較的にまともに出来た。
あぁ、そういえば。あまりにも屠自古が哀れにこちらを見てきて、作り方を教えてもらいながら作ったものでしたね。…勿論、大惨事には変わりありませんでしたよ?
食べれないことはないのですが…美味しくはないですね。トモコ○の水道水くらいに美味しくないです。
例えが分かりにくいと?すみませんね、いい例えが思いつきませんでした。
「…さてと、どうしましょうか…」
一つ、ため息をつき、まだ誰も起きて来ていないことを確認。大丈夫そうですね、誰も起きてなど…
「…おはよー…」
…あ、ルナサ起きてしまいました。
「え、あ、お、おはようございますっ。」
「…ん、どうしたのそれ…チョコレート?」
まだ眠たそうに目をこすりながら、私に尋ねてきます。眠たいのならまだ寝ていてくださった方が、私にはとても都合がよろしかったのですが…
「えぇ、まぁ…作ってみたのですけど…あなたは、私が魚料理以外できないこと、知っていますよね。」
「え…う、うん…あ。」
その一言で、すべて何があったか理解していただけたご様子で。
後片付けの終わっていない台所を見て、何があったかは容易に想像できるわけで。
「…ご、ごめんなさいっ…」
「なぜ貴方が謝るのですか。」
思わず苦笑。むしろ、謝るべきなのは私の方です。
あなたのためにと頑張ってみたものの…結局、渡せそうにないです。笑ってしまいますよね、結局何も出来なかったなど。
「…あ、あの…これは…」
ルナサが指指したもの、それは、
「あぁ、一番まともに作れたものですよ。…ただ、お味はよろしくないです。食べるとお腹を壊してしまいますよ。」
「……」
彼女はしばらく考えると、そのチョコレートを手に取り、
なんと、私の忠告もよそに、それを口に入れたのです。
「なっ、あ、貴方っ、それも結局は失敗作だとっ!」
「…そんなに…不味くないよ…?うん、大丈夫、ちゃんと食べられるよ。」
すべて食べて、笑ってみせます。私はただ、驚くことしか出来ませんでした。
「…私、思うの…こういうの、味とか、そういうのじゃなくって…想いがこもっているの、それが、一番意味があることだと思うの…それがたとえ、美味しくなくっても…」
「…ルナサ…」
「…だから、」
屈託の、偽りの無い、満面の笑顔で、
「…ありがとう、ごちそうさま。」
私を真っ直ぐ見て、そう言ってくれました。
純粋にちなんでルナサのコメントも素直。美味しいとは一言も言わず、遠まわしにあんまり美味しくないと言ってるわけでw
けど、最後の一言二言はちゃんと本物です。
コメ返。
>つらね
わーい衣玖さん受けになったーおかしいなー企画時じゃあちゃんと衣玖ルナだったのにおっかしーなー((
メグリメグルはマジ神曲!おぉっ、聞いてくれたか!よし、ぜひともその曲で犬得PV作ってくr((
何気に東方ボーカルで一番好きな曲b
よく考え付いたねwいや、犬も思いついたけどさw
犬はシリアスになったなー…ギャグかぁ…なるのかこれ^^;
自分の考えたものがどう変わるか激しく楽しみb
きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ衣玖さアアアアアアアアアアアアアアアアアン((対抗すんな
幽レティわっしょい。
残念ながら、幽レティはとても悲しい末路を迎えますw
結局幽レティは結ばれない…っていうか、あのグレーさんが滅茶苦茶健気w
多分、みんなレティさんが好きになる自信がある、幽レティの最期h((