ほんのり小話 34-3

穣「…さて、と。いい加減出てきたらどう?」

キ「!?」

衣「あ、え、キ、キスメさんっ!?」

キ「い…何時から気が付いてたの!?」

穣「お姉ちゃん帰ってすぐ。多分、もっと前から居たんだろうけど…あと。二人とも、いることばれてるからね?」

ヤ「あー…あたし達もバレてた?」

早「え、あたしの隠れ方は完璧だったでしょ?」

穣「完璧だったけど、あたしの前じゃあ通用しないよ。親友なめないでよね。」

早「別に舐めちゃあいないけど。」

ヤ「ほら、キスメ。穣子ちゃんに言いたいことあるんだろう?」

キ「あ、あのっ…えっと…」

穣「…奇遇だね。あたしも、言いたいことあったんだ。」

キ「…そ、その、ね…ご、ご…」

穣「…うん、こっちも…」

二人 「「ごめんなんて言うかクソが!!」」

衣「え!?」

早「え。」

ヤ「…ちょ?」

キ「な、何であんたに頭下げなきゃいけないワケ!?あったまおかしいんじゃないの!?ばっかじゃないの!?」

ヤ「…!キスメがテンパりすぎて顔真っ赤にしてトチ狂った発言してるぅぅうううっ!!?」

穣「言うと思ったよ。だいったい、今回の件あたしが謝る必要なんて何一つとして無いじゃんか。で、あたしが謝る?何で?謝る要素を教えて欲しいもんだね!」

ヤ「は、はぁっ!?あ、あたし別にあんたに謝れなんて一言も言って無いし!?大体なんであたしが謝る話になってんの!?あんたが誤っただけでしょ!?」

穣「誤ったって何よ!あたしが何か誤ったって言うの!?何を!sinθの微分!?それとも2tanθ+2cosθの積分!?」

衣「ちょ、ふ、二人とも!?仲直りするのではなかったのd

穣「衣玖さんは黙ってて!!」

衣('・ω・`)

早「…衣玖さん、この話全部でしょぼんしてる。」

衣「…私の存在って一体…」

早「穣子のストッパー。」

衣「 」

キ「あんたになんかぜぇったい謝らないんだからこのイモ女!」

穣「イモ舐めんなよ!?おイモの美味しさ舐めんなよ!?偉大なるイモの前じゃああんたなんか無力でしかないよバケツの妖精!」

キ「だから桶だっつってんでしょーがっ!!」


早「もう、さ。この二人はこんな仲がいいわよね。」

衣「いやいやいや、止めましょうよ!?」

ヤ「そーだね、もう二人はこの関係がいいね。」

衣「うぉぉおおおおぉいっ!!?」




なんかめでてぇ。グタっためでてぇ。