考えただけシリーズ 2

早「今日はサブ裏でー。」

衣「あぁ…また私達の中だけでの考えただけですか?」

穣「ううん。今回は全体なんだけど…今回の考えただけはこれ。」


霊夢の思惑によって、結界に閉じ込められた17人。
「その中で殺し合いをして、残った一人だけ外に出してやる」という彼女の言葉。

皆はそこで、殺し合いをせずに皆で死ぬ覚悟をするがー…


ル「…が?」

穣「裏切りが出て、真っ先に橙が殺されて、そこから疑心暗鬼になって、最終的に殺し合いが勃発、っていう、えっぐい話。」

雷「うわぁ…それはやりたくないなぁ…」

衣「そして橙はやっぱりそんなポジションなのですね。」

穣「絶対やらないって確信があるからもうネタバレしちゃうけど、実は裏切りは藍だったりするの。」

ル「え…意外…な、何で?」

穣「藍的には、『全員で死ぬより、一人を残してまた妖怪、人間、それが仲良く談笑しあえる関係を作って欲しい』っていう願いがあったから。それで、我らがリーダー妖夢を残すために、暗躍したってこと。」

早「で、霊夢的には、『妖怪と人間が仲良くしていたら、幻想郷の理が変わってしまうから、仲良くしている関係を壊しにかかる』のが目的。…そんなとこ?」

穣「そうそう。で、最後に残るのも誰か決まってた。」

衣「…穣子、ですか?」

穣「ご名答。よく分かったねー。」

雷「さっすが衣玖!!みのりんの隠れた強さを見抜いて

衣「雷鼓弾。」

雷「きゃぁぁああああああぁっ!!」

穣「…えーと。で、まぁあたし的には、『何か残っちゃった』。」

早「あえーそこに目的とか、そんなものは無かったのー?」

穣「強いて言うなら、『裏切り者を仕方なく倒して、残った人で霊夢に歯向かう』ってとこ。…そしたら、まさかの一人になっちゃってたって感じ。」

ル「…でも、嫌だよね…こんなドロドロした争い…」

早「そーね…いくら、誰かのためを思っての殺し合いだとしても…やっぱりそれは嫌よね…」

穣「だから考えただけなんだけどねー。犬も全力で『ねぇわっ!!』って、言ってたし。」

衣「…あれ?皆さん、誰かのためを思っての殺し合いをするのですか?」

穣「まぁ、そういうことになるんだよね。最終的に一例として、寅ちゃんはパルスィを残す、レティは幽香を残す、みたいな感じで。」

早「きゃぁぁあああああぁあ幽香さぁぁ

穣「幽香本人のこと言って無いよ。」

衣「もう名前だけで満足ですか。」







犬はそんなえぐい話絶対やらない。胸糞悪くなるだけだし、心痛いし、ムリ。