妖「えーと?さなみのいくしずさとり…?また変な組み合わせですね?あ、成る程、ツイッターの話題ですか。それなら納得です。」
さ「この間話題に出した男の人いるじゃないですか。」
穣「あぁ、あの実際会って告白されたあの人ですか。」
さ「そうです。どうやら、完全にベクトルをへし折ることに成功したようですよ。」
衣「おや、ご苦労様です。しかし、どうしてそのような確信が?」
さ「彼女作ってました。」
早「早。」
穣「いやフっといて何だけど早。」
さ「とりあえず結果オーライですね。私の仕事はこれにて終わりです。」
早「えぇ、お疲れ。それならもう罪悪感もないわね。」
さ「全くです。いっそ清清しいですよ。」
静「……」
穣「?お姉ちゃん、どうしたの?」
静「…結局あの人は、誰でもよかったのでしょうか…何となく、そんな風に思えて…」
衣「そういうわけではないでしょう?少なくともこちらに好意を持っていたのは確かですし…」
早「確かに静ちゃんの言うとおりかもしれないわ。あの人やたら悲観的ですぐにグチグチ言って、諦めれないみたいな様子だったでしょ?それなのにあっさり引き下がる?こう…『好きだから貴方の望むようにする』という意味なのでしょうけれど…大切に思っていたわりには、淡白なようにしか思えないわ。」
さ「本気なら、落ち込んで姿を見せないとか、もう少し負の感情が読めるものですが…」
早「そんなのが無かったのよねぇ。」
穣「君らはストーカーか。怖いよ、それ犬には見えないツイートでしょ?ストーカーみたいなことしてたの?」
早「ほらー気になるでしょー?いくら迷惑な人でも、本気で落ち込んだりしてないかって。」
衣「つくづくお人よしですねぇ貴方は。」
静「…結局。」
穣「ん?」
静「結局は、本当に誰でもよかったのでしょう。自分の隙間を埋めてくれる、自分の暗いところにそっと手を差し伸べてくれる、そんな人なら誰でも。恋しくて、求めて…ただ、寂しかっただけだと思うのですね。」
衣「…そう、ですね。そこに、本気で惹かれた、そのような姿は無いのでしょう。…最も、人の心には介入できませんから、私達の勝手な憶測でしかありませんが。」
穣「そんなもんだよ。心が読めないから、自分たちで勝手に解釈する。読めないから、自分たちで作り上げる。分かってあげるは、分かったつもりになる。…他人の心に触れるなんて、偉業でしかないんだよ。」
衣「…穣子…」
さ「ヲイ、それなら私はどうしてくれるのです。」
穣「ごめんさとりさん除いて。」
さ「全く…ま、私は帰りますね。あー疲れた、もうあんな人の相手はごめんです。」
衣「かなり鬱陶しかったのですねその口ぶりでは。」
穣「じゃあ、こっちはいい報告。つらねフォローしてきた!」
衣「そしてプチ成り茶してきました。いやぁ久しぶりでテンション上がりましたよ。」
静「あとキバリさんとNUさんが居たら完璧なのですが…」
穣「あと、お姉ちゃんも会話に混ざったよね。」
静「えぇ。混ざってみたかったもので。」
早「…あたしも混ざりたかったのに、なんか神社が半壊した。」
衣「何があったのですかそれ!?」
静(えへ☆)
気が付いたらうご友さんがいっぱいツイッターやってた。