東方-小説 とじにゃん過去話

東方小説 『偽心暗気』 下

「布都、少しお願いがあります。」 あれから日を重ね、私は気がついたら、「ね、信仰する気になっ「なってない、ならない。」青娥に付きまとわれることになった。あれ、おかしいな、何度も帰れと言ったはずなのだが。どうして今このような状況下にあるんだ。…

東方小説 『偽心暗気』 中

「屠自古、変わったことはありませんか?」私は神子様に呼ばれて最近の出来事について報告をさせられていた。幻想郷は異変が起きない限り平和なので、滅多に変わったことの報告ができないが。(…そういえば変わったことといえば)いきなり道教を信仰しろと言…

東方小説 『偽心暗気』 上

※神子様は道教を、布都は道教と仏教を足して2で割ったようなものを、屠自子は仏教を(でも関心は低い)この時点では信仰してます。 人なんて、信じるだけ無駄。 そんなことより、自分のために利用してやった方が得。 いつしか私は、人と接するとき、自分の利…