東方CW ほんのり小話3

藍「…無い、な。」

橙「どうしたんですか藍しゃまぁ?」

藍「ん?こないだ私が狩ってきたみかんがすべてなくなっているなって。」

橙「藍しゃまぁ…狩るって言わにゃいで下さいよぅ…本当にそう聞こえますから…」
※CWシナリオ『休息都市リラクシア』のみかんタワーを遊ぼう

藍「ところで橙、他のみんなは?」

橙「そろそろ帰ってくると思います。」

藍「ん、全員一気に、か。仲良く散歩か?」

橙「あれ?言ってませんでした?消耗したアイテムの買出しですよ。藍しゃまは探し物に夢中そうで聞いてにゃかったんですね。」

藍「…いいのか、チームの参謀が居なくて…」

橙「さぁ…まぁ四人で行きましたし、アリスが居たら大丈夫でしょ。」

藍「果たしてそう言い切れるか?」

橙「にゃ?」

藍「…そうだ、今日のレティは何だったか覚えているか?」

橙「んー…確かホワイトさんだったにゃ。」

藍「…まずいかもな。」

橙「どうして?」

藍「まず、幽香はアリスが好き。だから必然的にアリスにくっつく。それを妖夢が渾身のツッコミを入れる。これはいつものことだ。」

橙「…何時の間に妖夢はツッコミキャラに?」

藍「あの面子だったら必然的に妖夢はツッコミだろう。アリスはフリーで。」

橙「にゃ、にゃあ…」

藍「さあ、ここで問題が出てくる。」

橙「問題?」

藍「レティがもしクリアだったとしたら?」

橙「んー、オロオロしてるか必死に仲裁に入るかだにゃ。」

藍「あぁ、そうだ。次に、もしグレーだったら?」

橙「妖夢に更に追い討ちがかかるにゃ。」

藍「よし、じゃあブラックだったら?」

橙「そ、それは買い物どころじゃにゃいにゃ!死人出るにゃ!街が崩壊するにゃ!!」

藍「全く持ってその通りだ。さぁ、ここで浮き彫りになるのがホワイトだ。さて、問題だ。三人の目が行き届かないところでホワイトのする行動といえば?」

橙「…まさかっ!」

レ「ただいまぁ〜(みかんどっさり)」

藍・橙「みかんの箱買いならぬ山買いキタァァァアアアアッ!!

妖「あ、藍、橙、違いますよ。」

藍「何が違うっていうんだ!私が狩ってきたみかんはすべて無くなっている!それも5箱すべてがっ(みかん約100個)!それは宿を出るまでにレティが食べた以外に何がある!!」

ア「だから、そのみかんがこれ。」

藍「^ω^?」

幽「流石にレティがみかん箱買いするのは目に見えていたから、昨日藍が狩ってきたみかんを持たせていたわけ。」

妖「流石にあれだけあれば買いに行くことはないでしょう。これを全部食べるのにはそうとう時間がかかりますし。」

ア「ホワイトは大食いだけど時間がかかるから。」

藍「な、何だ、そういうことだったのか。」

橙「びっくりしたにゃあ。それだったら一言言って持って行ってくれれば良かったのににゃ。」

妖「あれ、言いましたよ?」

藍「…え?」

ア「えぇ。あ、何か探し物をしていて気が付かなかった?」

橙「…つまり、藍しゃまがみかんを探している間にみんにゃがみかんを持って行ったってことかにゃ?」

妖「…そうなりますよね。」

藍「……すまん。」

妖「珍しいですね、藍がうっかりをしでかすなんて。」

藍「いや…宿の冷蔵庫の横にみかんがあった。それもすべて。」

……

全-1「じゃあこのみかん一体何処から!!?

妖「え、じゃあ私が持ってきたみかん何だったんでしょう?」

藍「わ、私に聞くなっ!!」





霊「…ねぇ、魔理沙。」

魔「ん、どうした霊夢?元気ないぜ?」

霊「私の福引で当てたみかんどうしたか覚えてる?箱入りみかんで、あれがあったら幸せになれるらしいんだけど…」

魔「さぁな。でもあのみかん入手困難だろ?すぐ見つかるって。」

霊「…だといいんだけどさぁ…」





※うちのパソコンはスペックが低いので『のううえいと』でもやればいける。