ほんのり小話 10

CW設定ですので。


寅「おはようございます。」

早「おはー、って言ってももう昼だけどね。」

穣「みんな起きるの遅いんだよぅ。もう美味しい依頼全部持っていかれちゃったよ?」

寅「…そうですか。何か残っていませんか?」

穣「何?そしたらリューン衛生局のやっすい依頼とかあるけ―

寅「やめて下さい死んでしまいます。」

早「あそこね…臭いしぬかるんでるし気持ち悪いし…そして挙句に

穣「ビホルダー(何か目玉の気持ち悪いモンスター)^^」

寅「笑えないですからね穣子。」

穣「…じゃあ今の落とし前どうしてくれるのさ。」

寅「…すいませんでした。」

早「まぁまぁ、じゃあ今日はお休みってことでいいんじゃない?最近ゆっくりしてないでしょ?」

穣「うん、そうだね。じゃあ今日は各自自由行動っていうことで。」

寅「あのー、リーダー私なんですが…」




寅「…かと言って特にやることなんて無いですしね。おかげで一人で宿に居る状態です。」

はぁ…

寅「さて、どうやって暇をつぶ…ん?」

 「妬ましい…妬ましい…くっそ妬ましい…」

寅「…?あのー、どうされたので

 「ふわぁっ!?い、いつからそこにっ!?」

寅「いえ、ずっと居ました。えーっと…確か名前は…」

 「…水橋パルスィ。何、何か用?」

寅「いえ、用ってほどではないのですが…何をやっているのでしょうかと思いまして。」

パ「…貴方には関係ないでしょ。」

寅「えぇ、ありませんね。」

パ「…否定するところでしょ、そこは。」

寅「あ、そうだったんですか、すみません。何せ不器用なものでして。」

パ「知ってる。…昨日水を運んでてこぼしてた。」

寅「ちょ、ちょっとっ!何でそんなところ見てるんですかっ!」

パ「…見えただけよ。」

寅「…よりによってそんなところを見られたなんて…」

パ「…で、用が無いなら帰ってくれる?私は忙しいのよ、貴方と違って。」

寅「はい、分かりました。それではお邪魔しました。」

パ「あ…」

寅「?どうしました?」

パ「…何でもない。」

寅「そうですか。ではまた。」

パ「……」




寅「あ、二人ともお帰りなさい。」

早「ただいまー、ふう、やっと武器がそろったわ。結構不足していた分が多かったから時間かかっちゃった。」

穣「最終的に私も手伝うことになったもんね。武器っていうか暗器…」

早「それじゃ、飲むとするかっ!とりあえず薔薇酒一本!」

寅「あまり飲み過ぎないで下さいよ。」

穣「じゃあ私は先に寝るよ。明日は早く起きたいから。」

寅「真面目ですね…ではおやすみなさい。」

……

寅「あれ…あそこに居るのは今朝の。」

パ「……」

寅「こんばんわー。」

パ「っ!?…なんだ、また貴方。」

寅「何だとは心外ですね。また一人ですか。」

パ「…それが?」

寅「寂しい人だなと思いまして。」

パ「…貴方、言葉選ぶ気無いでしょ。」

寅「…よく言われます、どうしてでしょう。」

パ「…自分の胸の奥に尋ねて。」

寅「はぁ…」

パ「…ねぇ、帰ってって言ったわよね。」

寅「はい、だからあの時は帰りました。」

パ「…何で…何で私なんかに付きまとうわけ?」

寅「まだ2回目なんですけど…」

パ「それでもまたここに来るつもりだったでしょ?」

寅「はい、貴方が一人なら。」

パ「…何でよ。」

寅「そうですね…一人は寂しいですから。」

パ「…余計なお世話よ、放っておいてよ。」

寅「…では、今日は放っておきます。また明日にでもここに来ます。」

パ「…来ないでよ。」

寅「いいえ、来ます。絶対に。」

パ「……」




え、何コレ続くフラグ?一話完結のつもりだったのに。


コメ返
>秋ちゃん
デスヨネーw絶対難易度高いって思ったこの予想w
因みに寅パル押しで行く予定。
ほーらまた犬CPだよ、相変わらずこんなCP無いよww

参加ありがとうっ!
でもメモ出すのはホワイトデー後だからちょっと待っててねー。
ホワイトデーに10人面子で何個か4コママンガ書いて投稿する予定だから
そっち最優先。

あ、楽しみにはしないでね、ksに変わりないからw