成り茶が壮絶すぎて思わず書きたくなった小話 三日目-中

「…やっと追いついたよ全くもう…」

私を追いかけてきたフラン達はしばらくして追いついてきた。吸血鬼たちは飛ぶ速度が速い。余裕だったに違いない。

私は何も言えなかった。想いがよく分からない。どうしたいのかが、よく…

「…ほら、穣子のところ早く戻りなさいよ。」

「…戻ったって、戻ったからって、何が変わるの…」

藍や魔理沙がたじろう。

それもそうだ。帰ったからって何が変わるわけでもない。

会ったからって、この想いがどうにかなる?

やっぱり、届かないことに苛立ちを覚えて、再び彼女に背を向ける気がする。

否、そうとしか思えない。

「…あぁもう面倒くさいなぁっ!」

乱暴に桶ごと私を持ち上げる。結構重いはずなのに、吸血鬼の怪力の前では塵同然のようだった。

「ちょ、ちょっと!」

「さっさと会ってきなさい!自分の気持ち真っ直ぐぶつけりゃいいでしょ!少なくとも、あの神様は話の通じるやつなんだから!」

「でも、まだ…」

「言いたいことなんて、会ってから考えなさい!」

「え、えぇっ!そんな、無茶苦茶な!」

言いたいことの整理すらさせてもらえない。

私はフランによって、穣子のところに戻った。





戻ると、まだ衣玖さんと穣子がなにやら言い合っていた。

少し遠い位置におろされたので、二人はまだ私のことに気が付いていない。

「…ですから、」

「訳わかんないよ!大体…!」

穣子の口が突然止まる。衣玖さんがひるんで首をかしげたと同時に、再び声を発した。

「…ごめん、二人とも。ちょっと一人にしてくれない?…気持ちの整理が追いつかないから。」

二人が顔を見合わせる。すると少し微笑んで、

「…分かりました。」

この場を離れてくれた。

彼女が一人になった今を逃せば、もうこの気持ちをどうにかすることは出来ない。

声を出すだけ、それで、気付いてもらうだけ。

なのに、何かに怯えていて、声にならない。

「…あの、」

小声で、小さく。

到底彼女には届かない小さな声。

…だけど。

「…一人になりたいっていうより、二人だったね。」

彼女は、私に気が付いていた。








パソコンが重くなかったら今日で終わっていたのに…!
多分明日が最終話になります。…更新できるかちょっと微妙w

ていうか。何でみのキス流行らせる気なかったのにこんなにコメもらえるしw
みんなのコメに必ず2828ってある不思議。四件全部。


コメ返
mina
平日更新ですからねぇ〜w
え、元々キスメの高感度は高かったのではw犬も急上昇しましたがキスメちゃんの高感度w地霊殿で二番目くらいに低かったのにww
え、2828?それはきっと、ジャステイスだからでしょu((

それから、リレーまわしたのでよかったら見てください&また成り茶に来てください、そしてキスメちゃんと穣子w((


<つらね
勝手に書かせてもらったZE!許可取らなかったこと申し訳なく思ってるサーセンorz
広い心で読んでくらはい。書いたことに反省は…ちょっとしてる、うん、色々としてるw
そしてやっぱり2828かwみのキスより早穣派だわ、犬はやっぱ。予想外に美味しかったけど!