成り茶が壮絶すぎて思わず書きたくなった小話 おまけ。

衣玖みのです。みのキスは昨日で終わりなので。




もう大丈夫

そう言ったものの、やっぱりまだ立ち直れていない

どうしてこれほどにまで苦しいのだろう

あれはあたしの知ってる早苗じゃない

割り切ろうとしても、割り切ることが出来ない

ただただ、辛い

彼女の笑顔を見るのが

彼女の姿を目にするのが

彼女の名前を聞くのが

こんなにも、あたしを心苦しくすることなんて、無かったのに…



慧音と妹紅、魔理沙といったように、ここには両想いに輩が多い。

あたしはただ、それを見つめていた。

勿論、その中には早苗も居て。

幸せそうな笑顔を見ることしか出来なくって。

「…穣子。」

後ろから衣玖さんが声をかけてくる。あぁそういえば、衣玖さんもこの中では見つめることしか出来ないのか。

「やはり、まだ引きずってるのですか?」

「…引きずるなっていう方が無理だよ。あたしだって、ちゃんとした情は持ってる。」

ただ、上手く表現できないだけで。感情はあまり表に出さないようにしているのは認める。けれど、ちゃんとした感情はあたしにだってある。

あるから…こんなにも。

「…ねぇ、衣玖さん。」

もう、この場所に居るのは辛かったから。

「…あたしと、今だけでいい。この場だけでいいから…恋人にしてくれない?」

「……」

断られることくらい、目に見えていた。

衣玖さんには、想い人が居る。

いくらこの場にいないからと言って、こんなことが許されるわけないだろう。

何でもない、忘れてと、言おうとした。

「…今だけでよろしいのなら。」

「…え?」

少し微笑んで、優しく言ってくれた。

「…ちゃんと愛することは出来ません。上手く愛情表現することは出来ません。けれど、それであなたの悲しみが少しでも和らぐのなら…お安い御用ですよ。」

ただ、驚くことしか出来なかった。

「…もしもルナサに見られたらだとか、ここの人が告げ口をしたりだとか…そういうの考えないの?簡単に言うけどさ、それでいいの!?」

「そのときは説得すればいいだけです。少なくとも、説明すれば分かってもらえると思っています。」

信頼しているからこそ、分かってもらえる。

ただ、あくまでも仮初でしかない愛で、あなたは満足するのか。

…そう、尋ねてきた。

…ここに居ても辛いだけ。

だから、私は、

…静かに、頷いた。

「…私には、どうすることも出来ない問題です。しかし、」

そっと、あたしの体の後ろに手を回す。その手はすごく、暖かくて。

「…仮初の愛でも、少しでもあなたが満足し、心の傷が癒えるのであれば…今だけでも、こうすることぐらい、どうってことないです。」

少しだけ、心が軽くなった気がした。


ただの逃げでしかない。

状況がよくなったわけでもない。

けれど。

…自分の感情に、嘘をつきたいから。







個人的にみのキスより衣玖みのの方が好きかも知らん。
え、一番?そりゃ早穣でしょ?


コメ返
<つらね
おっしゃぁああああぁあぁっ、書き上げたぞみのキスぅぅぅううっ、ついでに衣玖みのぉぉぉおおぉぉっ!!
うん、また4人で成り茶やりたいwいつかまたみのキスやれたらいいなー…

な、何て心が広い…”
遠慮なく書かせてもらったよwまた面白いことがあったら書くかもしんなi((
でもなーやっぱり何となくみのキスが歯がゆい。何っとなく歯がゆいのw
何か…何かなぁ…いや、好きなんだよ、好きなんだけど、何か足りないんだよねー^^;

みのキスPVねぇ…穣子の曲ならやっぱ『メグリメグル』一択b
橙ゲノムってボカロだっけ?そして、ちぇんって読んd((
犬的に。『4season 4u』でみのさなPVが書きたいでh((