19日は中秋の名月でしたね。そして、衣玖さんの日でしたね。
秋&衣玖さんの日…みのいくぅっ!!
まぁ…5日も遅れたわけなんですが。しょうがない、ネタが纏まらなかったんです。
しかもなんと、さなみのになりました。あ、時系列はおぶぅあ話より後で。
あと、めっちゃ短いです。
湖面に映る月をぼんやり見つめながら、幼き豊穣の神、秋穣子は芋焼酎をちびりちびり飲んでいた。
今夜は中秋の名月。それも、満月である特別な月夜。そんな月夜には、特別な相手と飲みたいと思うもの。
それが、今日はたった一人ぼっち。幼心にも抱いた小さな恋心を、今夜はそっと胸の奥にしまっていた。
そんな親友の様子が気になったのか、後を付けていた早苗。彼女の姿を見つけるとしばらく様子を見ていたが、やがて何も言わず、穣子の背中に自分の背を向けて座った。
穣子もそれに気がつく。が、振り返ることはしなかった。
ただ、背中を合わせ、空に浮かんだ真円をじっと見つめる。先に口を開いたのは早苗だった。
「…衣玖さん、誘わなくてよかったの。」
その質問の返答は、お酒を咀嚼する音が聞こえて少し経ってから返ってきた。
「…中秋の名月。今夜は晴れだね。」
「そうだけど…それが?」
「名月だけど、名月じゃない。」
再び小さな咀嚼音。言いたいことが分からず、困っていると背を合わせたまま、穣子がお酒をお猪口についでそっと渡してくれた。
早苗が来ることが分かっていて、二つ用意していたのだろうか。
「中秋の名月、この時期って雨が多くてさ、10回に9回は雨らしいんだ。昔の人は、雲の上の名月を想像してお月見してたってわけさ。」
「へぇ…またえらく、苦し紛れな方法ね。」
「いやいや、そっちの方が趣深いんだって。早苗は元々外の世界の住人だったから、そんな感覚はないだろうけどね。」
言ってくれるわね、と思わず苦笑する。が、同時に穣子の言いたいことも分かった。
「…想像、ねぇ。こればっかりはよく分からないわ。」
「そんなもんだよ。昔は夢に好きな相手が出てきたら、相手が自分のこと思ってくれてるとか、そんな常識があったくらいなんだから。…夢に出てこなくなって、自分が見捨てられたんじゃないか。そう思うくらいにね。」
「…何それ。やぁっぱ分からないわー昔の人って。」
そんな早苗の言葉に、思わず穣子はため息を一つ漏らす。月でも湖面でもなく、空を、雲を見ながら言葉を返した。
「それは勝手に自分の世界を狭めてるだけだと思うけどね。理屈、証明、一般論…そんな枠組みに閉じこもってちゃ、昔の人みたいな情緒豊かには到底なれないよ。」
「…あんたがそれ言う?普段から数式やら化学式やらをたてて勉強熱心なあんたが。」
「だからこそ言うんだよ。結局のところ、物理学も数学も化学も、妄想も夢も想像も全部一緒なんだよ。信じるものの違い、ただそれだけで正誤を決めちゃって…それは、間違ってる。どれが一番優れているか、どれが一番正しいか。そんなもの、決められっこない。結局、自分が信じるものが正しくて、信じないものが間違い。それだけなんだけど、それだけにしたくないってのが、あたしの考え。」
難しい言葉に首をひねるが、あぁと納得したように手を一度ポンとたたき、
「それってつまり、『常識にはとらわれない』ってことよね。」
「ははっ…そうだね。こりゃあ早苗に一本取られたよ。」
何の話してたんだっけ、と思わず穣子から早苗に尋ねる。そんな早苗は、ぽつりと『雲の向こうの話』と答えてやった。
その答えにも、また穣子は笑った。
要するに、『中秋の名月は昔から見えない月を想像しながら月見していた』から、それにちなんだってことですね。
早苗の『雲の向こうの話』も、それにちなんで。
そしてこれ、某東方マンガでゆゆ様がみょんに言ってた名月の説明ですね。
コメ返。
<キバりん
犬得クイズゆっくりやっていってね!!
魅魔の宮殿面白いというか、妄想が広がるゲームだよw
放置ゲーだから1日5〜10分くらいでも大丈夫だしね。せいぜい装備強化してやることしかやることないしwまた時間があったらやってみてねー。
早「装備ひどいものね。衣玖さん、こないだ二束三文の洗面器、ベタベタしたスポンジ、秘剣ハーフパンツ持ってたものね。」
衣「…もうあれは、ただのゴミ持ちでしたよ。」
強さはやっぱうちはゆーかさんだわ。マスパでなぎ払え☆
そんな犬はどうしても雷鼓さんが強いってイメージが沸かなくて困ってる。いやーさー、そりゃあ衣玖さんと比べたら力相当強い設定だけどさー、雷鼓弾でしょっちゅう飛ばされてるとなーw
きっと幽香さんは、その後みかんを潰す作業をやらされたに違いない!…断ると思うけど…ん、ちょっと待て、そしたら犬得最強って…
…ホワイトさん?
パルスィは賢いって設定だったのにね!全くそんなイメージないよね!!
CWで知力一番高かったからこんな設定ついたんだけどね。でも全然生かせないっていうね!!
ヤヴェ…似たようなもの考えてた。『三バカでキングオブバカ決定戦』を…!!