東方CW-東方信風談

東方信風談 〜白風 6〜

今回はネタバレ回です。 幻想郷の一角。そこには長いマフラーを地面すれすれに垂らしているレティが一人酒を飲んでいた。 クリスマスに一人で飲んでいるとどうも可愛そうな印象を受けるが、今回に限っては それはないだろう。「それにしてもうまくいったわ。…

東方信風談 〜白風 5〜

さてと、今日で一応完結です。が、まだ明日も続きますよ? オレンジの空に暗いグラデーションがかかってきた頃に、私はリューンの街に到着した。ただ、ここにくるまでに走ってきたからすでに息が上がっている。何度か深呼吸をして、息が整ってきたら探しに行…

東方信風談 〜白風 4〜

ふと思った。読んでる人なんて居るのか? どこをどう走ったかは分からない。ただ気が付くと、私はリューンの近くにある小さな丘に立っていた。 私としては少しの間だけぼーっとしていたつもりだったのだが、どうやら大分時間が立っていたらしい、日が少し沈…

東方信風談 〜白風 1〜

※もうすぐクリスマスということで約一週間クリスマス小説をつらつら書きます。 ※文芸部に出したやつなので設定とかえらい途中つらつらと書かれています。 賢者の塔にある書庫。あまり光が入ってこないせいで気温は低いだろう。その中で青いスカートと白い帽…

東方信風談 〜白風 2〜

※非公式設定あり 外に出るとまず寒気が私を襲い、思わず身を縮ませた。吐く息は白くなっているがすっかり景色と同化してしまう。 リューンはいつもより人通りが多く、中でもカップルや夫婦が大半を占めている。この中で一人買い出しに行かなくてはいけないの…

東方信風談 〜初風 2〜

※前回の続きです。 あれから10分ほど歩くと活気のある街が見えた。沢山の立派な家があり、田舎育ちの私にとってはすべてが驚きだ。「うわぁ〜人が多いですね。建物もこんなに高くて立派だし・・・」反対にアリスにとってはそうでも無いようだ。「んーそうかし…

東方CW小説(やっと) 東方信風断-初風 1-

※妖夢視点です。 ※無駄にシリーズ物予定。続かないって知ってても(更新日は未定。気まぐれ) ※世界観はすべてCW(Card Wirth)に基準されています。 ※キャラおろか設定崩壊。本家の設定何一つしとして無い気がする乙 ※文章力皆無 庭に咲いている桜の葉が…